時空を超えて・・・[題目塔(川崎市麻生区上麻生)]
- 2015/11/03
- 00:50
言い知れぬ迫力
先人たちの魂、そして、
今を生きる人々を救う刻印
日本で初めて発見された甘柿種とされる禅寺丸柿の発祥地、川崎市麻生区。この地を走り抜ける小田急線の柿生駅南口から沿線に軒を連ねる中央商店街には、ほぼ中心部に日蓮宗の題目塔が建っている。寛政11(1799)年に、麻生、片平、奈良、能ケ谷、三輪、金井の六カ村に住む日蓮宗を信仰する人々によって建立されたという。

題目塔とは、Wikipediaによると「南無妙法蓮華経」と刻まれた鎮魂を目的とした供養塔で、街道や寺院、刑場の跡に多く建てられたそう。柿生中央商店街も、もともとは禅寺丸柿の売り買いで旧津久井道沿いに栄えた街並みだ。

この題目塔は、過去に津久井道を行き交った人々やこの土地に暮らした人々の魂を鎮めるため、そして、時空間を飛び越えて、今を生きる私たちをあらゆる苦しみから救うために、なお、たたずんでいるのかもしれない。
同じような題目塔は日本全国に点在する。相模原市内の県道51号沿いにも、その刻印はあった。
国道16号線の谷口陸橋下から、町田市方面へと向かう途中の谷口交差点角。
先人たちの魂、そして、
今を生きる人々を救う刻印
日本で初めて発見された甘柿種とされる禅寺丸柿の発祥地、川崎市麻生区。この地を走り抜ける小田急線の柿生駅南口から沿線に軒を連ねる中央商店街には、ほぼ中心部に日蓮宗の題目塔が建っている。寛政11(1799)年に、麻生、片平、奈良、能ケ谷、三輪、金井の六カ村に住む日蓮宗を信仰する人々によって建立されたという。

題目塔とは、Wikipediaによると「南無妙法蓮華経」と刻まれた鎮魂を目的とした供養塔で、街道や寺院、刑場の跡に多く建てられたそう。柿生中央商店街も、もともとは禅寺丸柿の売り買いで旧津久井道沿いに栄えた街並みだ。

この題目塔は、過去に津久井道を行き交った人々やこの土地に暮らした人々の魂を鎮めるため、そして、時空間を飛び越えて、今を生きる私たちをあらゆる苦しみから救うために、なお、たたずんでいるのかもしれない。
同じような題目塔は日本全国に点在する。相模原市内の県道51号沿いにも、その刻印はあった。


国道16号線の谷口陸橋下から、町田市方面へと向かう途中の谷口交差点角。
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