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川の流れのように・・・[片平川と遊歩道(川崎市麻生区栗木・片平・上麻生)]

  受け入れて
せせらぎつなぎ大海へ



 川崎市麻生区を縦断するように流れる片平川は、桐光学園校庭脇の同区栗木地先を水源としている。

桐光学園正面桐光学園正門付近の様子


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桐光学園校庭脇、水源からの水路  

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常念寺付近の暗渠となっている川の曲がりくねった様子



 河川法の適用を受けない普通河川として北東に流れ出でて、浄土真宗・常念寺辺りから大きく屈曲し、上麻生蓮光寺線(神奈川県道・東京都道137号線)につき当たる麻生区栗木203で準用河川となる。普通河川区間は0.425km、準用河川区間が2.355km。遊歩道を歩いてみた。
   

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普通河川の終わりで準用河川の始まり  

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案内板表記法は、水源地側が漢字、137号側がひらがな
 
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暗渠の終わり、準用河川吹き出し口の様子。左上隅に映るのは常念寺会館



 片平川は、いくつもの小川と合流しながら、小田急線柿生駅北口の柿生小学校付近で麻生川と合流するまでこの137号線通り沿いに流れていく。

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片平川と麻生川の合流地点

 

 
 途中、神秘的なせせらぎがあった。

DSCF1531.jpg  DSCF1527.jpg DSCF1424.jpg  神秘な水源1 (1)



 人生は川の流れによくたとえられる。途中、急降下する段差もあればよどみもある。それでも、いくつもの水の流れを受け入れながら大海原へとたどり着く。
 片平川も麻生川、そして、鶴見川に合流し、やがて太平洋とをつなぐ東京湾へ注ぎ込む。片平川とその遊歩道が教えてくれたものは、歩いてこそ知れる自然からの訓えだったのかもしれない。
 片平川と遊歩道には、いつまでもたたずみ続け人々の往来を招き入れてほしい。



神秘な水源1 (2)









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